一作日から昨日に掛けての観光旅行から帰ってくると、古いカメラが2台家に届いていた。
一台は、1954年発売の東ドイツのカールツアイス・イエナ社製のヴエラⅡと、もう一台は国産の1962年販売のヤシカミニスターⅡと云うカメラの2台。
一台目のヴエラⅡは多分Ⅱと思うがハッキリとカメラ名が判らない。まず構造などからⅠに露出計が付いたものだからⅡの筈だが、マットとある。マットならレンズ交換が出来る筈だがレンズ交換は出来ない。そうすれば商品名は何だろうかと。 結局機種名が不明のまま。
二代目はヤシカミニスター。セレン露出計の付いたヤシカミニスターの初代は1960年に1万4500円で販売されている。そして1961年にコニカSⅡが2万4800円で、ミノルタALが1万9500円で発売され、翌年の1962年にこのヤシカミニスタⅡが1万5500円で発売された。
この時代は、今迄高級機を造っていたキャノンが、キャノネットで大衆レンジファインダー界に参入してきたので、業界が生き残りをかけての熾烈な競争をしていた時のヤシカの製品です。